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ダイトレ

 

 今日は大阪・奈良の県境沿いを縦走する秋のダイトレに参加してきました。

 

 ダイトレとは

 

 ダイヤモンドトレイルとは、大阪府が1970年に整備した、金剛山地から和泉山脈へかけての縦走路で、屯鶴峯から槇尾山までの50kmにも及びます。

 大阪府勤労者山岳連盟では、毎年秋にこのダイヤモンドトレイルの縦走大会を会員の足試しイベントとして開催して来ました。もう何十年も続く伝統のある縦走大会になります。

 近年ではコースを二上山の馬の背(スタート地点は當麻庁舎)から紀見峠駅までとして、会員以外にも広く参加者を募集しています。例年40kmコースと20kmコースでしたが、2012年度から新たに30kmコースも新設されました。(ホームページより)

 

 関東の人にはあまりなじみのないダイトレですが、関西では代表的なトレイルで、大阪からも行きやすいところにあります。

今回は30キロコース、葛城市当麻寺庁舎を出発して、金剛山がゴールになります。

 

 当麻寺駅に降り立つと、昔懐かしい街の風景が広がります。

はじめに二上山(にじょうさん)に上ります。やたら階段が多くてけっこうつかれました。コース全体を通してよく整備されていますが、関東の山に比べて階段がとても多い印象でした。

予報は曇りのち晴れでしたが、雲が多く、ときおり霧もかかってきます。

 

大和葛城山(やまとかつらぎさん)の上はよく整備されていてレストランまでありました。ここではやめの昼食(カップラーメン)をとりました。

金剛山は修験道の聖地の一つです。役行者(えんのぎょうじゃ)が若いころ修行した土地だそうで、途中でも行者装束の人に出会いました。

めずらしい神仏習合のお寺です。今回はハイキングコースから外れるので行きませんでした。

山は紅葉というより黄葉になっていました。この後ロープウェイに乗りたかったのが休止中なので山をとことこ下りました。

 

楠正成の千早城・赤坂城址が近いのですが今回は行きませんでした。

 

帰りはなんばの日帰り温泉でさっぱりして、同行の娘と一緒に食事をしました。なかなかいいトレッキングでした。