ダイナミック・ウォームアップ 1
適切なウォームアップの流れはフォームローラー→ストレッチ→動作訓練の順番になる。ここでは跳ねる動作、横への動作、スピードの強化を行う前のワームアップを行う。
ウォームアップを行う際には、足の位置を意識すること。からだの真下に足が位置するときは加速、前に位置するときは減速に働く。
直線方向のワームアップは縦の動きに対応し、側方向のワームアップは横の動きに対応する準備運動になる。
直線方向のワームアップ
ここで扱うのは、股関節屈筋、ハムストリング、大腿四頭筋の三つのグループだ。
ハイニー・ウォーク
一回ごとに膝を抱えて歩く。
ひざ抱え
すねを抱えて歩く。
尻たたき
足首を抱えてでん部に押し付けるようにしながら歩く。
尻たたき前傾歩き
四頭筋をきたえバランス感覚を磨く。
ハムストリングストレッチ付き後ろ向きランジ
股関節の前も後ろも伸ばせる方法。
片足伸展デッドリフト歩行
ハムストリングのストレッチができる。
ハイニー・スキップ
軽く、リズミックに。
ハイニー・ラン
からだをアップライトに保つこと。
かかと上げ(尻たたき)
ハムと四頭筋どちらにも効く。
ひざ伸ばしウォーク
ひざ伸ばしスキップ
バックペダル
足がからだの後ろに行かないところが後ろ向き走りとの違いである。四頭筋で体を後ろに押し出すのを意識する。アメフトのディフェンシブ・バックの動き。
後ろ向き走り
股関節の前を伸ばすのによい。